今までのLAN、WANはパソコン同士を接続するだけのシステムでした。
これを更に発展させて電話と統合しようという技術がVoIPシステムです。
今までのLANと電話は配線を別々に配線する必要がありました。しかしLAN(ネットワーク)に電話を統合することで配線はLANを行うだけで良くなります。
こうすることで電話機に内線番号が付与されるので軽微なレイアウト変更はLANのコンセントが存在する場所へ接続するだけで使用可能になり、移転の費用が軽減されます。
さらに支社間をネットワーク接続することで交換機を1台で構築できるIPセントレックスシステムを構築することも可能です。IPセントレックスにする事で支社間の通話はもちろん、遠距離の通話料も安くすることが可能です。交換機も1台にする事で、初期費用、保守費用を安くすることが可能です。
LANの配線が難しい場所(既設の応接室など)は既設の電話線を利用して今までどおりの電話機を接続することも可能です。
((2015年 現行機種 OKI CrosCore へ更新))
丸登電業(株)(岡谷、長野、松本、上田、飯田)
IPセントレックス構築工事
お客様の要件
- 社内の交換機、電話の老朽化に伴い、機器の更改を行いたい。
- 支店間を内線で接続して社内のコミュニケーション向上、通信費削減を図りたい
- データ量の拡大(画像等を扱う為)に伴う通信速度の充実、安定性の確保
- 通信会社としてお客様へご提案できるような先進的なシステムを構築したい。
ポイント
- NTTのフレッツグループサービスを利用して1つのセグメントでネットワークと電話の両方を接続可能にしました。
- 交換機を1台にすることは可能でしたが、あえて各社1台ずつ交換機を設置することで社内のネットワーク構築の教育に利用しています。